• 紫外線
  カット
• 色あせ
  防止
• 低臭
• 速乾
• 防カビ
• 防藻

人工木とメンテナンス

人工木は、樹脂(プラスチック)と木粉を混ぜて作られた人工的な木材です。樹脂が混合されているので、割れ・ささくれ・膨脹による変形がおこりにくいです。 また、天然木に比べて腐食や虫害を受けにくく、耐候性が高いというメリットがあり、ウッドデッキなどのエクステリアの構造材として広く使われています。

ただ、人工木も時間が経てば劣化していきますのでメンテナンスが必要です。
そんな傷んだ人工木の補修や、新しい人工木の保護のために、「水性人工木ウッドステイン」が開発されました。

人工木は、木材よりも塗料が密着しにくい素材です。
「水性人工木ウッドステイン」は、通常の木部用塗料より密着力が高い樹脂を採用することで、人工木にも塗れる塗料となっています。

使用方法How to use

01

塗膜のハガレ防止のため、塗装する表面の下地処理を行います。
1.ゴミ、ホコリを充分に拭き取る。泥、サビ、カビ、苔、藻などの汚れはナイロンブラシ、ナイロンタワシなどで水洗いし、よく乾かします。
2.人工木表面が劣化している場合は、ナイロンブラシ、ナイロンタワシ、デッキブラシなどで水洗いし、劣化した表面層を除去して、よく乾かします。

02

1.人工木の表面に水を掛け、吸い込みが無い場合には塗料が充分に密着しないことがあります。
2.人工木の材質・表面処理などによっては塗料が密着しにくいことがありますので、目立たないところで事前に試し塗りを行います。

03

塗装されている場合には、塗膜を取り除きます。

04

塗料がついて困るところは、マスキングします（塗料は浸透しますので、マスキングテープの端から塗料がにじむことがあります）。

05

容器のキャップを開ける前に、容器をよく振り、塗料をよく混ぜて均一にします。

06

1.ハケを使い、木目に沿って塗料を塗っていきます。
2.ウッドデッキのような広くて平らな面を塗装する場合には、コテバケを使うと速く楽に塗装することができます。

07

クリヤ：粘度が高くて塗りにくいときは、水で少し（5％以内）うすめます。ただし、水でうすめると性能が低下する可能性があります。
着色タイプ：塗料はうすめず塗れるように調整してありますが、粘度が高く塗りにくいときには、水で少し（5％以内）うすめます。

08

塗り終わったら、すぐにマスキングテープをはがします。

09

クリヤ：乾燥後に2回目を塗ります。

10

塗装後1日以上充分に乾燥させます。不充分な場合、水がかかったり、雨や結露などによって、塗膜が流れたり、ハガレやシミの原因になることがあります。
※表記の乾燥時間は、半硬化（指で軽くこすって跡がつかない状態）の時間です。

乾燥
時間

夏期／約2時間　冬期／約4時間
塗り重ね時間の目安：夏期／2～3時間　冬期／4～5時間

用具の
手入れ

使用した用具は乾かないうちに、新聞紙かボロ布でできるだけ塗料を拭き取り、水か湯で洗って下さい。