
高性能HALS Tinuvin®(チヌビン)とは、ドイツの総合化学メーカーBASF社により開発された紫外線劣化防止剤です。
太陽光に含まれる紫外線により生じる有害物質を素早くキャッチ(無害化)する事で、太陽光(紫外線)による経年劣化を最小化できます。
これにより塗装したての美しさを長期間保つことができます。
太陽光(紫外線)による塗膜の劣化を抑制する機能を持ち、美観の維持、建物の保護そして長寿命化にTinuvin®(チヌビン)は貢献します。
紫外線吸収剤(UVA)、光安定剤(HALS)添加
紫外線吸収剤(UVA)、光安定剤(HALS)未添加
1957年 | Tinuvin®(紫外線吸収剤)上市 |
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1969年 | アポロ11号 宇宙服用ヘルメットへの採用(人類と共に初めて月面着陸した紫外線吸収剤 Tinuvin) |
1970年 | Tinuvin® HALSの上市 |
1990年 | 中性 HALS Tinuvin® 123がR&D 100 Award受賞 |
1990年代 | 高対候性 UVA トリアジンシリーズの上市(例 Tinuvin 400) |
2000年代 | 水系推奨グレード Tinuvin® DWシリーズの上市 |
2008年 | BASF、Ciba社買収。BASFのポートフォリオにTinuvinが加わり、BASFの樹脂とのシナジーを創出 |
「Tinuvin®(チヌビン)」の
メカニズム動画はこちらから
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社です。
持続可能な将来のために化学でいい関係をつくることを企業目的とし、環境保護と社会的責任の追及、経済的な成功の3つを同時に果たしています。また、全世界で約110,000人の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。ポートフォリオは、6つの事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、サーフェステクノロジー、ニュートリション&ケア、アグロソリューション)から成ります。2021年のBASFの売上高は786億ユーロでした。
BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場しているほか、米国預託証券(BASFY)として取引されています。
BASFの詳しい情報は、www.basf.comをご覧ください。