塗料の塗り方 屋外木部1の塗装
塗料を塗る場所・材質 |
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ウッドデッキ・ログハウス・バルコニー・ベンチ・戸袋・羽目板・下見板・破風などの屋外木部 |
診断 メンテナンス時期
- 木材の表面が変色したり、黒く汚れている
- 表面が粉っぽくなっている
塗装 作業手順
HowTo動画
1. 下地調整、養生
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・すでにある古い塗膜は皮スキ・サンドペーパーなどで充分に取り除きます。
・塗る面のゴミ、カビ汚れを取ります。 -
・ワックスや油分はペイントうすめ液でよく拭き取り充分に乾かします。
・ヤニの多い箇所はあらかじめラッカーうすめ液でヤニを拭き取っておきます。 -
塗料がついて困るところはマスキングテープなどでおおいます。
2. 塗り方
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フタを開ける前に容器を逆さにしてよく振り動かして塗料をよく混ぜます。フタを開けたら棒などで底までよくかき混ぜて塗料を均一にし、必要量を口の広い容器に移します。使用中もときどきかき混ぜます。
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ウッドケア用ハケ(PC水性木部用、PC油性用外部ステイン用)を使用して塗りにくいところから先に木目に沿ってたっぷりと吸い込ませるように塗ります。広い平面の場合はコテバケを使用すると速くきれいに塗ることができます。
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1回目がよく乾いてから2回目を塗ります。
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塗り終わったら、できるだけ早くマスキングテープを取り除きます。
3. あとしまつ
塗装終了後はただちに塗装用具に付いている塗料をヘラや新聞紙に塗りつけて落とし、水性なら水、油性ならペイントうすめ液で下洗いします。その後、中性洗剤で洗います。ハケ洗い液を用いると中性洗剤で洗う必要はないので、なお便利です。
なお、洗浄中は手袋を着用して、手荒れを防ぎましょう。洗い終わったハケは陰干します。
使い残した塗料はしっかりフタをして保存します。やむを得ず残った塗料を捨てるときは「水性・油性兼用塗料固化材」で固化するか、新聞紙等に塗り広げ、乾かしてから可燃ゴミとして処分してください。