社員の一日に密着

試行錯誤の末に、世の中へ彩りを届ける。
理想の色と機能を形にする技術職の1日

所属
開発部門
職種
技術(塗料開発)
入社年
2021年(新卒)

アサヒペンの開発は、単に原料を調合し、形にするだけの仕事ではありません。
新商品のアイデアを練り、何度も試作と性能試験を繰り返し、お客様が「使いやすい」と感じる品質を追求する“モノづくりの心臓部”です。

1日サマリー

本日のゴール
新商品の試作完了と、塗装性能・保存安定性の評価データの集計。
1日の特徴
午前・午後ともに実験室での「試作」と「評価」が中心。
実際に手を動かして検証する時間が長いのが特徴です。
START
8:45

出社・朝礼・メール確認

Point

チームの進捗を確認し、実験の段取りを整える

朝礼で1日の生産・開発計画を確認した後、メールをチェックします。チーム内や原料メーカーからの連絡を確認し、スムーズに実験に入れるよう準備します。

9:00

塗料の試作準備・配合計算

塗料の試作準備・配合計算

今日作る塗料の原料を準備します。顔料や添加剤の量を正確に計量し、実験器具をセットします。わずかな配合の違いが性能を左右するため、最も集中力が必要な時間です。

10:00

塗料の試作(分散・攪拌)

塗料の試作(分散・攪拌)
Point

原料の「粒」を潰し、理想の質感を追求する

顔料の粒を潰す「分散」作業や、原料の混ぜ合わせを行います。配合によっては数時間かかることもありますが、粘り強く作業を続けます。

リアルな本音

「力仕事」と「繊細さ」の共存

試験用の量が多いときは、原料の投入や器具の洗浄がかなりの重労働になります。重い一斗缶を扱うなど、意外と体力勝負な一面もあります。

対策と工夫

体力的にきつい作業は、翌日が休みの金曜日に設定して体を休める工夫をしたり、チーム内で協力して負担を分散させています。

12:00

昼休憩

Point

ボリューム満点の食堂でエネルギー補給

食堂の「カレーハンバーグ」など、安くてボリュームのあるメニューを楽しみます。午後の長時間の試験に向けて、しっかり栄養を摂ります。

13:00

性能評価・塗り板作り

性能評価・塗り板作り
Point

ユーザー目線で「塗り心地」と「強さ」を確かめる

試作した塗料を実際に板に塗り(塗り板作り)、色味、光沢、乾燥性、水への強さなどを評価します。「塗りやすいか」「垂れすぎないか」など、実際に使う人の気持ちになって検証します。

リアルな本音

「正解」のない試行錯誤の連続

思うような性能が出ない時、原因の特定には深い知識が必要です。入社1年目などは、自分の知識不足に壁を感じることもあります。

対策と工夫

独りで悩まず、すぐに上司や先輩に相談します。社内には圧倒的な知識を持つベテランが多く、「アドバイスを柔軟に取り入れる」ことが成長の近道です。

15:00

データのまとめ・片付け

データのまとめ・片付け
Point

実験結果を数値化し、次の改善へつなげる

得られた測定データをパソコンに入力し、グラフ化やレポート作成を行います。実験器具の洗浄や実験室の整理整頓も、正確な実験を行うために欠かせません。

16:00

他部門との打ち合わせ・進捗報告

他部門との打ち合わせ・進捗報告

新商品のアイデア出しや、商談に向けた技術的な打ち合わせを行います。現場を走る営業から「お客様の声」を聞き、開発に反映させます。

17:15

終業・退勤

Point

メリハリをつけて、明日のひらめきに備える

日報を書いて1日を振り返り、退社します。残業はあっても1日30分程度。自分の時間を大切にできる環境が、新しいアイデアを生む土壌になっています。

GOAL

1日の振り返り

  • コンマ単位の重みが品質を支える 原料の計量ミス一つで性能が大きく変わるモノづくりの厳しさを痛感
  • 「自分で考えて決める」責任と誇り 原料一つひとつの役割に責任を持ち、自ら決断を下す技術者としての自覚を実感
  • 「ホウレンソウ」で試行錯誤を乗り越える 専門知識が豊富な先輩に気軽に相談できる環境を活かし、チームで正解を追求

「一日の流れ」を「自分ごと」に変える。

時間の使い方や仕事の進み方が見えたら、次はその中で働く人の考え方へ。やりがいや迷い、本音の部分をチェック。