レインボー
DIYLABO
レインボー
  1. ホーム
  2. ハウスケア
  3. 穴埋めパテとは?選び方や使い方、おすすめ商品を紹介
ハウスケア

穴埋めパテとは?選び方や使い方、おすすめ商品を紹介

穴埋めパテ

壁のひび割れや釘穴を補修するために使うアイテム(建築材料)に「穴埋めパテ」があります。

穴埋めパテは通販ショップやホームセンターで簡単に手に入りますが、壁補修をしたことがない方だと「どれを選べばいいの?」「使い方が分からない」などの疑問・悩みがあって、なかなか購入に踏み切れないことと思います。

そこで、この記事では自宅の壁補修に使える穴埋めパテの選び方や使い方を解説します。初心者でも使いやすいおすすめ商品も紹介しているのでぜひご覧ください。

この記事の監修者
アサヒペン コラム編集部


穴埋めパテとは?

前述の通り、穴埋めパテとは壁の補修工事に使われるペースト状の建築材料です。凹んだ部分や欠けた部分、穴が空いた部分を埋めて、平らにするために使われます。

粘土のようにやわらかく、自由に形を調整できる穴埋めパテは、サイズや形状に関係なく、あらゆる凹みや傷、穴の補修が可能です。

時間の経過によって乾燥した後は、表面を研磨することで滑らかにすることができます。

ただし、パテ自体は下地処理用の建築材料であり、ご自宅の壁のデザインによっては、研磨しただけでは見た目が馴染まないことも。その場合は上から塗装を使うことで、補修の跡が目立たなくなります。

穴埋めパテの種類

穴埋めパテには次のような種類があります。

合成樹脂エマルション系パテ

合成樹脂エマルション系パテは扱いやすく、研磨性に優れる穴埋めパテです。室内ボード類やモルタル、コンクリート壁の補修によく使われます。

また、有害物質を含まない、耐火性が比較的高く引火の危険性が少ないという強みがあります。一方で水や湿気には弱いです。

石膏系パテ

石膏系パテは、水と練り合わせることで硬化させる穴埋めパテです。粒子が粗く、石膏ボードのジョイント処理や、ビス穴の充填などの下地用として向いています。

水と練り合わせてから一定の時間で硬化してしまうため、使用する量に気をつけたり、水と練り合わせた後は素早く作業する必要があります。初めての穴埋めに使うには、少々扱いが難しいかもしれません。

炭酸カルシウム系パテ

石膏系パテと違い、炭酸カルシウム系パテは水と練り合わせなくても乾燥させるだけで硬化する穴埋めパテで、主に仕上げに使われます。

樹脂が多く配合されていて、水分によって軟化しにくい点や、強度の低下に起因する接着不良やはがれが起こりにくい点が強みです。

また、充填や硬化後の研磨がしやすいことから、比較的扱いやすい穴埋めパテと言えるでしょう。

エポキシパテ

エポキシパテはエポキシ樹脂の主剤に、硬化剤を練り合わせることで硬化させる穴埋めパテです。

硬化すると金属のように硬くなり、耐薬品性にも優れています。また、商品によって金属用や木部用、プラスチック用などが用意されています。素材に合わせた使い分けは必要ですが、さまざまなものの補修に使えるのも強みの1つと言えるでしょう。

注意点として、硬化前のエポキシには毒性があるため、皮膚に触れないようにゴム手袋などを着用して使ってください。

耐火パテ

耐火パテは、熱に強く、燃えにくい穴埋めパテです。湯沸器やストーブなどの排気管付近など、高温になりやすい場所への使用に向いています。

「不燃材料」として国土交通大臣の認定を取得しているので、防火区画貫通後の補修や排気管接合部の隙間、煙突に空いた穴など、不燃材料の使用が規定されている箇所の補修材としても使用可能です。

プラスチックや樹脂、木材、ゴムなどには使えないのでご注意ください。

瞬間接着パテ

瞬間接着パテは粉と液を混ぜ合わせることで使用する穴埋めパテです。接着力が非常に強いという特徴を持っています。

瞬間接着剤と同様、乾燥するまでの時間が速いことから、傷や小さな穴などのちょっとした部分を補修するのに向いています。

穴埋めパテの選び方

カベ 穴
これまでに解説したように、いくつもの種類がある穴埋めパテ。加えて商品数も豊富です。そんな中から1つを選んで購入するのはとても難しく感じます。

穴埋めパテを購入する時は、以下のポイントから商品を選ぶと失敗しにくいので、ぜひ参考にしてください。

用途

穴埋めパテは、壁のひび割れや穴の補修、壁紙のめくれ補修、塗装仕上げされた木部の凹み補修、珪藻土の傷補修など、商品によって使用に適した用途が違います。どのような部分の補修に向いているかは商品に記載されています。ご自身の用途に適した商品を選ぶようにしましょう。

中には複数の用途で使用できる商品もあります。特に商品サイズの大きな穴埋めパテだと使いきれずに残ってしまいがちですが、複数の用途で使える商品なら中身を使い切りやすく、無駄になることが少なくなるはずです。

使いやすさ

穴埋めパテを使ったことがない方は、使いやすさも考えて商品を選びましょう。

比較的扱いやすいのは硬化後の研磨がしやすい合成樹脂エマルション系パテ、炭酸カルシウム系パテや、硬化するのが速い瞬間接着パテなどです。

また、ヘラを使わず手で充填できるタイプもあり、ボンドや接着剤のような感覚で使えるものも多く、初心者でも扱いやすい材料です。

壁面用の穴埋めパテならアサヒペン「ワンタッチ スーパーパテ」

ワンタッチ スーパーパテ
石膏、漆喰、モルタル、木部などの壁面用穴埋めパテをお求めなら、アサヒペンの「ワンタッチ スーパーパテ」をおすすめします。

アサヒペンは家庭用塗料をメインに取り扱う専業メーカーです。「暮らしを彩り 住まいをまもる」をトータルコンセプトに、家庭で使いやすく、安全な製品を提供しています。

そんなアサヒペンの「ワンタッチ スーパーパテ」は、パウチ容器入りであり直接手で中身を押し出して使用するタイプです。慣れない方でも扱いやすく、キレイに穴埋めを仕上げられるのが魅力の商品となっています。

速乾タイプかつ優れた研磨性も「ワンタッチ スーパーパテ」が持つ強みの1つ。トータルの作業がスムーズに進みます。

ワンタッチ スーパーパテの商品紹介と使い方-アサヒペン

まずはアサヒペンのホームページで、商品の詳細をチェックしてみてください。

ワンタッチ スーパーパテ

穴埋めパテの使い方

ここでは、穴埋めパテを購入してこれから使用するという方に向けて、一般的な使い方を解説します。

穴埋めパテを使用する時は、以下のような手順を踏みます。

①準備

穴埋めの作業を始める前に、新聞紙などで床の養生をしましょう。万が一穴埋めパテが床に付着し硬化してしまうと、除去するのが難しいためです。

また、穴埋めパテの中には肌に有害なものもあるため、ゴム手袋を着用してください。

②盛り付け

修繕したい部分へ穴埋めパテを盛り付け、規定の時間放置します。

ヘラを使って盛り付けるタイプの商品もあれば、手で盛り付けができるタイプの商品もあります。使用する商品の説明に従ってください。

③切削

盛り付けた穴埋めパテが完全に乾き、硬化したら、ヘラで余計な部分を切削します。

④研磨

最後に、見栄えを良くするために研磨をします。必要があれば研磨後、塗装を行いましょう。

まとめ

パテ 穴埋め
この記事では自宅の壁補修に使える穴埋めパテの選び方や使い方、初心者でも使いやすいおすすめ商品などを紹介しました。

壁のひび割れや釘穴は、小さなものでも目につけば気になりますし、見栄えも良くありません。特にひび割れは、悪化すれば家全体への被害に繋がる可能性も考えられます。

小さなひび割れや釘穴なら、穴埋めパテを使えば自宅で簡単に補修できます。この記事を参考に、穴埋めパテを使った壁補修にチャレンジしてみてください。

監修者情報

監修者
株式会社 アサヒペン
大阪本社住所
〒538-8666 大阪市鶴見区鶴見4丁目1番12号
詳しくは
https://www.asahipen.jp/

おすすめ関連記事