2022.07.08
最近は、身近なものを自分たちでDIYする方が増えています。
一見大変そうに感じる壁紙の張り替えも、自分で簡単に行うことができます。
今回は、自分で壁紙を張り替える方法、失敗しないためのポイントなどについて解説します。
目次
自分で壁紙を張り替える方法をご紹介します。
作業をスムーズに行うために、あらかじめ手順の内容を確認しておきましょう。
壁紙を張り替える方法には、もとの壁紙をはがしてから貼る方法と、もとの壁紙の上から貼る方法の2つがあります。
もとの壁紙の表面がデコボコした素材だったり、防汚コーティングされていたりする場合は、糊がつきにくいため、はがして貼るのがおすすめです。
壁紙をはがすときは、継ぎ目や角からカッターの刃を寝かせて差し込み、壁を傷つけないよう慎重にはがしましょう。
手間はかかりますが、壁紙をはがしてから張り替えると仕上がりがきれいになります。
壁紙を必要な長さにカットするため、まずは壁の寸法を測ります。
壁紙を張り替えた時に、壁と天井との境目を目立たせないよう、測った長さよりも上下5センチほど長めに壁紙をカットしましょう。
また壁紙に柄がある場合は、つなぎ目の柄を合わせて切るよう気をつけてください。
壁紙の裏地に糊やシールが着いていない場合、糊付けが必要です。
バケツに糊を用意しましょう。
紙素材の壁紙は裏地に直接糊付けをします。
不織布素材の壁紙は、ローラーを使って壁に糊をつけます。
角の部分はハケを使うと糊付けしやすいです。
また糊ではなく、ホッチキスを使って壁に貼り付ける方法もあります。
壁紙を壁に貼ります。
シールやフィルムがついている壁紙は、少しずつはがしながら貼っていきましょう。
貼り付けた壁紙の上から、中心から外に向かってなでバケを使って圧着させ、空気を押し出します。
少し力を込めながら丁寧になでるのがポイントです。
なでバケで壁紙全体を圧着させたら、竹ベラを使って角をしっかりと入れ込みます。
余分なところは、カット定規とカッターを使って切り落としましょう。
少し水を含ませたスポンジを使って、はみ出た糊を拭き取ります。
壁紙をなじませるために、切り取った部分やつなぎ目の上からローラーを走らせて圧着させましょう。
壁紙をきれいに張り替えられるよう、失敗しないためのポイントを5つご紹介します。
柄物の壁紙を使う場合、つなぎ目の柄がズレていると見栄えが悪くなることがあります。
つなぎ目の柄を合わせるために、柄の幅分長めに壁紙を買っておきましょう。
壁紙を貼る時は、カット・張り替えを1枚ずつ行うのがポイントです。
1枚目を貼り付けたら、柄の位置を合わせて2枚目をカットし、1枚目と数センチ被るようにして貼っていきます。
また初心者の方や面倒な方は、無地の壁紙を選ぶと柄を気にせず貼ることができるので安心です。
コンセントがある壁の壁紙を張り替える時は、コンセントプレートを外しておきましょう。
壁紙を貼りながら、コンセントの位置に切り込みを入れます。
竹べらを使ってコンセントの形に合わせて折り目を付けたら、地ベラを使って折り目に沿いながらカットしてください。
余分な空気が入った時は、空気が入った部分にカッターで切れ目を入れて、空気を抜く方法がおすすめです。
スムーサーなどを使う方法もありますが、難易度が高いため、初心者の方にはあまりおすすめできません。
天井から床まである壁の壁紙の張り替え作業は、一人で行うには大変です。
一人での作業は避け、必ず誰かに手伝ってもらいながら行いましょう。
また、壁紙をきれいに張り替える為には、落ち着いて丁寧に作業を行いたいものです。
作業時間の目安として、半日ほど時間を確保しておきましょう。
初めてDIYを行う方は、トイレのような狭い部屋や、キッチンのような壁の一部分の作業からはじめてみましょう。
いきなり壁全面を張り替えるのは、失敗した時のリスクが大きいです。
1度DIYを行うことで、作業方法やコツを掴むことができます。
簡単に壁紙を張り替えたい方には、アサヒペンの新商品である、裏紙のないそのまま貼れる壁紙「フリース製カベ紙」がおすすめです。
貼るだけで簡単に壁紙を張り替えることができるため、糊付けを行う必要がありません。また裏紙がないため、廃棄するゴミを減らすことができます。
さらに元の壁紙がビニル壁紙である場合は、そのまま上から貼ることができるため、剥がす必要がありません。
広げたらそのまま貼ることができる「フリース製壁紙」で、簡単に壁紙の張替えを行ってみませんか?
気になる方は、以下の詳細ページを御覧ください。
>>フリース製カベ紙
今回は、壁紙の張り替え方についてご紹介しました。
自分で壁紙の張り替えを行う際は、十分な時間を確保したうえで、必ず二人以上で行いましょう。
使う商品によっては、かなり簡単に壁紙を張り替えることができるので、DIY初心者の方は使いやすい壁紙選びも意識してみてくださいね。