2022.03.31
冬になると、発生してしまう窓の結露。
毎日の拭き上げに、大変な思いをしている方もいるでしょう。
今回は、窓の結露が発生するメカニズムから、結露対策に取り入れたいおすすめ商品を紹介します。
ちょっとした工夫で結露対策ができるので、窓の結露がひどい場合は必見です。
目次
結露は、なぜ発生するのでしょうか。
結露対策をするには、結露が発生する仕組みを知る必要があります。
ここでは、結露が発生する原因と結露による影響を確認していきましょう。
寒くなる冬に結露が発生するのは、結露の正体が水蒸気だからです。
結露発生のメカニズムは、室内と室外の気温差にあります。
通常水蒸気は空気中に含まれていますが、冷たい外気で冷やされると、水蒸気は水滴に変化します。
水蒸気が窓ガラスで冷やされて水滴として現れるのです。
とくに冬場は、石油ストーブ・ファンヒーターといった暖房器具で部屋を暖めることが多くなります。
部屋が暖かければ暖かいほど室外との気温差は大きくなり、結露が発生しやすくなります。
さらに冬場は乾燥が気になる時期。
加湿器の使用もまた湿度が高くなり、結露をひどくしてしまう要因です。
結露の発生は、人や家にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
窓の結露がひどい場合、カーテン・壁・床までずぶ濡れになってしまうことがあります。
濡れたものをそのままにすることで、そこからカビが発生。
さらに、カビを栄養源にするダニも発生してしまいます。
喘息やアレルギーの原因となるカビやダニは、抵抗力の弱い子どもや高齢者がいる家庭ではとくに注意が必要です。
結露をそのままにしておくことは、健康被害を発生させる要因となり得ます。
結露を放置しておくと、家の木材や断熱材を腐らせてしまうことも。
ただの水、と放置していると家の耐久性や耐震性にも影響してしまいます。
「気づいたら家がボロボロ…」となる前に、結露対策を行うことが重要です。
家の中でも、結露が発生しやすい場所があります。
一軒家とマンションそれぞれどこに気をつけるべきか、確認しておきましょう。
一軒家で結露が発生しやすいのは、窓やサッシ回り・押入れの中・外気に接する壁などです。
窓に発生することが多い結露ですが、一軒家の場合、壁の結露が問題となることもあります。
気密性の高い家ほど、結露が発生しやすくなります。
マンションは一般的に、一戸建てよりも結露が発生しやすいと言われています。
マンションで気をつけたい場所は、窓やサッシ回り・北側の壁・玄関の扉などです。
外気と接する北側の壁や玄関の扉は、とくに結露がひどい傾向にあります。
健康被害や家の腐朽を引き起こさないよう、結露を防ぐ必要があります。
ここでは、結露対策として5つのアイデアを紹介しましょう。
こまめに換気すれば、外気温との差がなくなり、また湿度が下がるため結露が発生しにくくなります。
2か所以上の窓を開ける、サーキュレーターを回すなどで空気の循環を行いましょう。
空気中に含まれる水蒸気がなくなれば、結露は発生しません。
部屋の除湿には、除湿器や除湿剤が効果的です。
湿度計などを使用し、部屋の湿度が40~60%となるよう、調整すると良いでしょう。
加湿器を使用する場合は、窓の近くに置かないことや、つけっ放しにしないことを意識しましょう。
食器用の中性洗剤を水で薄めたもので窓を拭けば、結露が発生しにくいと言われています。
食器用洗剤の中に入っている水をはじく成分が、結露防止にも効果的に働くそうです。
食器用洗剤を水で20倍に薄めた液体で窓を拭き上げてみてください。
定期的に塗り替える必要はありますが、一定の効果は感じられるはずです。
石油ストーブやガスファンヒーターは、燃料を燃やす際に、一緒に水蒸気も発生させます。
発生する水蒸気量は意外に多く、これらの暖房器具を使用すれば、当然結露も発生しやすくなってしまいます。
エアコン・電気ストーブ・オイルヒーターといった、水蒸気を発生しない暖房器具に変えるだけでも、結露の防止になるでしょう。
また冒頭で触れたとおり、結露が発生する原因は室内と室外の気温差にあります。
室内の温度を高くしすぎないことも結露対策には有効です。
市販の結露防止シートは、結露予防に効果的です。
ホームセンターや100均などでも手に入りますが、プチプチなどの緩衝材でも代用できます。
実は結露防止シートは、1年中貼ったままでもいいのです。
断熱効果が上がり冷房効率も良くなるため、夏場にも快適な住環境を生み出してくれるでしょう。
窓に貼るだけなので、賃貸でも取り入れられる方法です。
ただし、窓の結露があまりにもひどい場合は、思ったほどの効果を得られない可能性も。
また、窓からの景観が妨げられるというデメリットもあります。
結露防止方法を紹介しましたが、手間やお金がかかるものも多く、取り入れるのが難しいケースもあるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが『アサヒペン』の「結露の水だれ防止スプレー防カビプラス」です。
窓に吹きかけ、拭き取るだけで結露の水だれを防止してくれる優れモノ。
400mlとたっぷり入っており、1本で窓ガラス約40枚分のコーティングが可能です。
コーティングされた窓ガラスには撥水効果が生じるため、結露による水だれを防いでくれます。
防カビ作用もあることから、パッキン・サッシ・カーテンの黒カビ予防にも効果的。
約30日間の効果が持続できるのも、嬉しいポイントです。
窓にスプレーして拭くだけで結露を防止できるため、新築戸建て・マンション・賃貸など、どの住宅タイプでも取り入れられます。
日常のお手入れの一環に、おすすめしたい商品です。
「結露の水だれ防止スプレー防カビプラス」は、手軽に取り入れられる結露対策です。
1度のお手入れで約30日間効果が持続するため、窓の結露で悩んでいる場合は、毎日の窓拭きから解放され、有意義な時間を手に入れられるでしょう。
結露がひどい場所だけでも、試してみる価値はあります。
ぜひ、窓の結露対策には『アサヒペン』の「結露の水だれ防止スプレー防カビプラス」をお試しください。