2022.07.08
日差しが強くなる夏になると、注意しなければならないのが「日焼け」。
しかし、室内にいても日焼けをしてしまうことがあるんです。
そこで、この記事では室内でできる紫外線対策についてご紹介します。
目次
紫外線の量は、3月から徐々に増え、7~8月にはピークに達します。
季節ごとに紫外線の量に違いはありますが、1年中関係なく降り注いでいるのです。
紫外線の性質上、雲や窓をすり抜けるため、私たちは直射日光が当たっていない室内にいても紫外線を浴びています。
分かりやすく言うと、屋外の紫外線の量を100%とした場合、約80%が室内に降り注いでいると言われ、そのため、1日ずっと家にいても日焼けをしてしまうことがあります。
また、紫外線は人の肌だけでなく家具やインテリアにも良い影響を与えません。
家具に使用されることが多い木材は、日焼けをすると色が変色してしまい、本来の色よりも濃くなったり薄くなったりしてしまうことがあります。
ラグやカーペットなどに使用される布製品も、日焼けをしやすく注意が必要。
こちらも紫外線の影響により脱色や変色をする恐れがあります。
人の肌だけでなく、家具を長く使うためにも、家の紫外線対策はしっかりとしましょう。
1人1人に肌の色に違いがあるように、紫外線が与える影響は個人差があります。
ここでは、どんな影響があるのか詳しく解説していきましょう。
紫外線の種類は2つあります。
1つ目は、日差しを浴びた後に、すぐに肌黒くする紫外線。
これは、「UVA」紫外線A派と呼ばれ、雲や窓ガラスなどを通過し、肌の奥の真皮にまで届き、シワやたるみなどの肌の老化を促す原因になります。
2つ目は、日差しを浴びた数時間後、肌に赤い炎症を起こす紫外線。
これは、「UVB」紫外線B波と呼ばれ、日焼けによるシミやそばかすの原因を作ります。
こうした日焼けの繰り返しにより、肌がダメージを受けて衰えてしまい、シワやたるみ、シミ、たそばかすなど多くの肌トラブルの原因となります。
肌には、水分の蒸発や外部の刺激物や微生物などが肌に侵入するのを防ぐ働きがあり、これを「バリア機能」と言います。
紫外線を浴びると、このバリア機能が低下してしまい、水分の保持力や蒸散量が増え、乾燥肌となり、肌荒れを起こす要因となるのです。
実は、紫外線は「老化の原因の8割」とも言われ、そのダメージは深刻。
肌の表面だけでなく、肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンなど細胞を破壊し、損傷を与える可能性も。
若い間は、そんなに影響を感じていなくとも、肌の奥では少しずつダメージが蓄積しています。
紫外線の影響はわかったけれど、家にいるときにわざわざ日焼け止めを塗るのは面倒ですよね。
また家具を傷めないためにも、室内の紫外線対策は必要です。
室内の紫外線対策は、下記の方法があります。
どれも紫外線対策に効果がありますが、UVカットガラスに変えるにはコスト面、工事の有無など、簡単にはできないため難しい方も多いでしょう。
ここでは、手軽に今すぐできる、UVカットガラスやUVカットのレースカーテン、すだれの取り付け方法3つについて解説していきましょう。
紫外線は窓をすり抜けて入ってくるので、UVカットフィルムをガラスに貼るのもおすすめです。
窓をUVカットガラスに変えると出費も増え、工事も大がかりとなって大変ですが、UVカットフィルムであれば、貼るだけで良く、とても簡単でお手頃にできるのもポイント。
何度も貼り直しができるタイプや水だけで貼れるタイプなど、種類も多くコツさえつかめばスムーズにできますよ。
窓ガラスではなく、レースカーテンをUVカット加工してあるものに変えるのも有効です。
紫外線カット効果の高いカーテンでは、何とカット率が約80~90%のものまであります。
また、ふわっと風に揺れるレースカーテンだけでなく、シャープでスタイリッシュなUVカットの採光ロールスクリーンもあるのもポイント。
見た目の好みや使い勝手などで選択するとよいでしょう。
強力な紫外線を遮り、涼しい風が部屋に入る、屋外にすだれを設置するのもおすすめです。
見た目も涼しげで、和風の家ともよく合いますよ。
屋外の対策なら、他にも日よけになるシェードや、朝顔やヘチマなどつる性の植物で家を覆う自然のグリーンカーテンという選択肢もあります。
アサヒペンの「ガラス用遮熱シート」なら、吸着タイプで簡単に取り付けることが可能で、何度でも貼り直しができることもポイント。
特にクリアタイプは、粘着剤を使用していないため、はがしたときにガラスに跡が残る心配もありません。
そして、気になる紫外線は約98~99%カット!
これなら肌への影響だけでなく、家具やインテリアの色褪せや変色の防止にも十分に効果が期待できると言えるでしょう。
サイズは3種類、色もクリア・シルバー・ブロンズと3色あるので、どんな場所でも馴染みますよ。
こちらの商品は、ガラス用遮熱シートを貼るときに一緒に使うと便利な優れもの!
空気出しや、シワ伸ばし作業に最適です。
ガラス用遮熱シートを貼る際には、どうしても空気が入ることや、シワになってしまうことがあるので、こちらを併用して使用することをおすすめします。
先程紹介した「ガラス用遮熱シート」をカットする際には、こちらを併用するとスムーズです。
木製の柄付きステンレスカット定規で、扱いやすく、スピーディにシートをカットできます。
ぜひ、ガラス用耐熱シートを購入する際には、ぜひこちらの2点も併せて購入してくださいね。
室内にいても、紫外線は入ってきますが、対策をすれば、肌トラブルや家具の劣化を抑えることができます。
特に、アサヒペンのガラス用遮熱シートは紫外線カット率も高く、すぐに取り付けられるため、おすすめですよ。