2023.05.22
壁にものをぶつけたり、子どものいたずらが原因で、壁紙が傷ついてしまった経験はありませんか?
賃貸住宅の場合、壁紙の破れやはがれをそのまま放置して退去すると膨大な費用を請求されるケースもあります。
軽微な傷であれば、手軽にそろえられる材料や道具を使って自分で直すこともできるため、そのままにしておかずに、見つけ次第早めに補修することがおすすめです。
本記事では、壁紙の破れ・はがれを自分で補修する方法を解説しています。
補修時に使える便利なアイテムや同じ壁紙がないときの対処法、破れやはがれの簡易的な隠し方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
まずは、壁紙が破れたときの補修方法を解説します。
壁紙の破れを補修するときに用意するものは、以下の6つです。
壁紙を補修するときには、壁紙用のりと壁紙を十分に圧着させるためのおさえローラーがあると便利です。
ホームセンターや通販サイトでも手軽に購入できるため、事前に準備しておきましょう。
壁紙の破れを補修する際には、次の手順で行います。
なお、壁紙用のりがなければ木工用ボンドでの代用も可能ですが、乾燥に時間がかかるため注意しましょう。
続いて、簡単にできる補修テープや補修のりを使った直し方をご紹介しましょう。
「ちょっとした壁紙のはがれを目立たないようにしたい!」
そんなときには、はがれた壁紙の上から補修用のテープを貼る方法がおすすめです。
専用の補修テープがなければ、100円ショップで購入できる無地のマスキングテープでも問題ありません。
また、粘着タイプの壁紙をはがれた部分の上から貼りつける補修法でも目立たなくなります。
これらの方法では、のりが垂れて床を汚してしまう心配がないため、手間をかけることなく補修できるでしょう。
壁紙用のりは、壁紙が破れたときだけでなくはがれた部分の壁紙を貼りもどすときにも活用できます。
使い方は、壁紙のはがれている部分に塗って貼り付けるだけ。
壁紙が変形している場合には、完全にくっ付くまで貼りつけた部分をセロハンテープで固定し、のりが乾くまでそのまま放置しておきましょう。
壁紙用補修のりを使用することで、はがれた部分も自然な仕上がりで直せます。
完全に補修するのが難しいほどの大きな破れは、インテリアとしても活躍するおしゃれなアイテムで隠すという手段もあります。
賃貸でも使える、壁紙の破れやはがれの隠し方と、そのアイテムをご紹介しましょう。
インテリアシールを壁紙の破れやはがれの上から貼ることで手軽に傷ついた部分を隠せます。
デザイン性に優れていて、レンガ製のタイルや木目調のものなどさまざまな種類があります。
ペットが引っ搔いたことでできた壁紙の傷も、おしゃれに隠せるでしょう。
貼ってはがせるタイプもあるので、賃貸住宅にもおすすめの方法です。
ウォールステッカーは、インテリアシールと同様に壁紙の上から貼れるシールです。
ウォールステッカーのデザインはイラスト調のものが多いため、壁紙の傷を隠すためだけでなく子ども部屋をアレンジしたいときにもぴったり。
子どものいたずらが原因でできた壁紙の破れやはがれも、ウォールステッカーを使うことで違和感なくおしゃれに隠せるでしょう。
壁紙を補修するときには、アサヒペン「かべ紙用補修のり」がおすすめです。
アサヒペン「かべ紙用補修のり」の特長と使用用途、適している場所についてまとめました。
アサヒペン「かべ紙用補修のり」は、壁紙の破れやはがれ専用の補修のりです。
ボトル型の容器の先端が細くなっているため、劣化が原因で自然にできたわずかな壁紙のはがれにも塗りやすくなっています。
ハンディタイプのかさばらない容器でできているため、壁紙の破れやはがれをみつけたときに手軽に補修できるようストックしておくといいかもしれません。
壁紙の破れやはがれを補修できるアサヒペン「かべ紙用補修のり」は、木や紙、布地だけでなくコンクリートの壁にも使用可能です。
コンクリートは吸収力が高いため、補修のりを多めに使って放置しておくことで貼りつきやすくなります。
ガラスやプラスチック、金属製の面には向いていないので注意しましょう。
壁紙の破れ・はがれの補修方法と、補修するときにおすすめの商品をご紹介しました。
業者に依頼すると多額の費用がかかることもある壁紙の補修を通販サイトやホームセンターで手軽に購入できるアイテムを使って自分で行うことができます。
補修に便利なアイテムを活用して、壁紙の破れ・はがれを手軽にメンテナンスしてみてはいかがでしょう。