2022.01.30
サンサンと照り付ける太陽をうけて育つ野菜は栄養満点。
そんな野菜を家で育てたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
家庭菜園はプランターでも十分育つ上に花苗に比べて値段も安いため、初心者でも手軽に挑戦できますよ。
今回は、夏の家庭菜園で簡単に育つ野菜をご紹介。
毎日の食卓に安心・安全な夏野菜を取り入れましょう。
目次
プランターで育てる野菜は、簡単・収穫が早い・よく使う野菜であることがポイントです。
畑で育てた時と同じような出来栄えで簡単に収穫できたら、家庭菜園をもっと身近に感じられるでしょう。
そんな手軽に育てられるよりすぐりの夏野菜を3つご紹介します。
赤く実がなるトマトは見栄えもよく、家庭菜園を代表する人気の夏野菜。
下の花房から実となり、段々に生長するのが特徴です。
ミニトマトの代表的な品種である「アイコトマト」は、果肉に厚みがあるため裂果が少なく、初心者でもたくさん収穫できますよ。
トマトは最終的に1m50cmほどまで大きくなるため、直径30cm、深さ50cm以上の大きいプランターが必要です。
実付きをよくするためには、1番に咲いた花を必ず実にさせることが大切。
苗を購入する際は、黄色い花が1、2個咲いている状態のものを選ぶとよいでしょう。
花が咲いてから完熟するまでは時間がかかりますが、夏の太陽をたっぷり浴びて食べごろになったトマトの美味しさが味わえるのは、家庭菜園の醍醐味ですよ。
きゅうりは家庭菜園できる野菜の中でも生長が早く、初心者でも育てやすい野菜です。
横幅の広いプランターを使えば、ネットや支柱にツルが伸びで大きく育ち、グリーンカーテンにもなります。
コンパクトなプランターで育てる場合は、長さ180cmほどの支柱を3本使うとよいでしょう。
実のほとんどが水分でできているきゅうりは水切れ厳禁。
水やりは朝と晩の1日2回行い、晴れた日が続いた場合は葉の裏側に水をかけてたっぷり水分を吸わせましょう。
育てるコツは、日当たりと風通しがよい場所にプランターを置くこと。
また、風にあたり続けると傷むこともあるので、プランターは室外機の風が当たらない場所で管理することが大切です。
なすは高温多湿を好む野菜で、日本の夏でもぐんぐん育つ野菜です。
水や肥料をあげすぎても問題ないうえに、プランター栽培だとあげすぎることはないので初心者でも簡単に収穫できますよ。
なすは夜間に生長するので、水を上げる時間は夕方がベスト。
乾燥に弱いため、毎日たっぷり水やりをしましょう。
収穫時期は夏だけでなく、10月まで長く楽しめます。
暑いだけでなく、梅雨や台風など天候の変化が激しい夏。
晴れが続けば野菜はぐんぐん育ちますが、家庭菜園初心者が野菜作りにつまずきやすい時期でもあります。
病気や根腐れを防ぐためには、しっかりと対策しておくことが大切です。
6月・7月・8月それぞれの対策法を知っておきましょう。
6月は雨や曇りの日が多く、高温多湿なため病気や害虫の発生が多発する時期です。
対策法は以下の4つ。
夏野菜の家庭菜園は、梅雨時期を必ず経験するため、水はけのよい土を作る・畝の周りに溝を作り水の流れをよくする・鉢底石を多めに入れる、など植え付けの段階から対策しておくことが大切です。
梅雨に入ってからもできますが、雨が降ると作業がしづらく、植物に傷が付くと病気の原因にもなるため、梅雨入り前に行ってください。
また、梅雨は雑草があっという間に大きくなります。
野菜が雑草に負けないよう、気付いたら抜くようにしましょう。
7月の前半はまだ梅雨時期ですが、後半になると晴れる日が多くなるので土の乾燥に注意が必要です。
水分が多い夏野菜は、水やりを徹底しましょう。
晴れが続く夏の水やりは、比較的涼しい朝8時前と夕方16時以降の1日2回が基本。
その際、肥料にもしっかり水をかけると効果を発揮しますよ。
また、日本の夏は蒸し暑いため過湿になりがちです。
間引きや剪定で風通しをよくすると、病害虫防止につながります。
8月になるといよいよ夏本番。
35度を超す猛暑日も多々あるため、7月同様に水やりと病害虫対策を徹底しましょう。
また、8月は台風が多い時期でもあります。
台風の被害は豪雨と強風により起こるため、移動できるプランターであれば軒下にまとめるか、一時的に室内に避難させると安心です。
移動が難しい大きなプランターの場合は、四隅にレンガや土嚢袋を置き、防虫ネットは風で飛ばされないよう洗濯バサミなどで固定してください。
きゅうりやゴーヤなど、育成中のグリーンカーテンは植物が傷まないように畳むのがよいですが、外せない場合はヒモなどを使って支柱にしっかりと固定しましょう。
その際、グリーンカーテンの裾はレンガなど重いものにくくって風にあおられないようにしておくと安心です。
アサヒペンでは、夏の家庭菜園初心者にも役立つアイテムを数多く販売しています。
初心者だと、病気や害虫被害によって枯らしてしまうのではないか、と不安になりますよね。
「トマトの尻腐りスプレー」や「ベニカベジフルスプレー」は、夏の変わりやすい天気でも安心して家庭菜園楽しめる優れもの。
また、水はけと通気性が重要である夏の家庭菜園に便利な「野菜鉢」もご用意しています。
野菜だけでなく、ガーデニングにも使用できるため利用用途はさまざま。
なす・トマト・きゅうり共通の肥料は、天然原料を80%配合しており、旨みを高めるアミノ酸が野菜の生長に効率よく働きます。
肥料の効果を高めるコツは、種まきをする前に土へ混ぜておくこと。
苗に使用する場合も同様です。
>>野菜鉢 30型
「ハートのトマトミニ用」や「クローバーのきゅうり」はかわいらしい形の野菜が作れ、お弁当やサラダの見た目を彩ります。
支柱が必要な野菜には、「苗支柱ささえーる」「オリジナルきゅうりネット」「園芸誘引テープ」を使うと便利。
ネットはスイートピーやアサガオにも使えるので、ガーデニングにも役立ちます。
>>苗支柱ささえーる
>>園芸誘引テープ
そのほか、夏の家庭菜園に使えるアイテムの種類を豊富に取り揃えています。
紹介した商品を使えば、畑じゃなくても家庭で簡単に夏野菜を楽しめますよ。
この夏は、家庭で手軽にプランター菜園を始めませんか?
夏の家庭菜園におすすめの野菜や注意点を解説しました。
梅雨や台風といった天候の変化が激しい時期も、対策をしっかりしておけば美味しい夏野菜を簡単に収穫できますよ。
肥料やベニカベジフルスプレーを上手に使って、夏野菜を家庭菜園で楽しく育てましょう!