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水漏れテープの正しい巻き方!おすすめ商品も紹介

日常生活に切っても切れない水回りの設備。

そんな水回りのトラブルで厄介なのが水漏れですが、軽度の水漏れであれば、テープを使って自分で補修できることをご存知ですか?

この記事では、補修テープを使って水漏れを手早く修理する方法と、おすすめ商品の紹介をします。

テープで補修可能な水漏れは?

テープで補修可能な水漏れは?

ご家庭の水回りで水漏れが発生した場合、テープで補修できる水漏れの範囲は限られています。

例えば、配管の接続部やホースの小さな裂け目からじんわりとしみ出している水漏れ、ポタポタと垂れてくる程度の水漏れはテープで補修可能です。

勢いよく噴出する水漏れや、時間の経過とともにどんどん悪化する水漏れの補修にはテープの使用をおすすめしません。

一般的な水漏れ用のテープは応急処置に用いるもの、という認識で使ってください。

水漏れテープを巻くときの注意点

水漏れ用のテープを巻く前には、補修する部品とテープの状態を確認することがポイントです。

部品やテープの状態が悪いと、水漏れを補修する機能が十分に発揮できません。

また、水漏れの種類に合った用途のテープ・巻き方でなければ適切な処置を施せないため注意しましょう。

ネジの汚れや油分、水分を十分に拭き取る

テープを巻く部分に油分やホコリなどの汚れ、水分が残っている場合は事前に拭き取っておきましょう。

汚れや水分が残ったままの状態でテープを巻くと、部品とテープの間に隙間が生じ、完全に補修することができません。

その隙間からまた水漏れが発生してしまうため、タオルなどできれいに拭き取り、しっかり乾燥させてから作業を始めると安心です。

ネジ溝の汚れも忘れず拭き取りましょう。

テープの先端を整え、必要な長さだけ切る

テープを切り出す際には、シワや捻じれが生じやすいテープの先端を整えましょう。

ハサミやカッターで整えておけば、シワや捻じれによる凸凹がなくなり、隙間が生じるのを防げます。

また、必要な長さを測ったり段差や角度を考慮した折り目をつけたりして、予め使いやすい状態にしておくとスムーズに作業が進められます。

隙間を密閉するように貼り、テープ全体をねじに密着させる

テープを巻くときはその位置を確認し、しっかりと押さえつけながら隙間ができないように貼っていきましょう。

さらに巻き終えたテープ全体を押さえて馴染ませ、ぴったりと密着させることがポイントです。

水漏れテープの巻き方

水漏れテープの巻き方

ここでは、テープを使った水漏れ修理について、その手順と方法を解説していきます。

水漏れテープは、正しく巻かなければ水漏れを止めることができず、せっかく補修してもすぐに再発してしまいます。

テープを巻く際のポイントや注意事項も併せて紹介するので、正しい使い方を知って、家庭での水漏れ修理に活かしましょう。

巻く位置を確認する

まず、テープを巻く前にネジ山の確認から行いましょう。

テープを巻き始める位置は、先端から数えて2つ目のネジ山です。

ネジの先端から巻いてしまうと水漏れや詰まりの原因となるため、必ず巻き始めの位置を確認してください。

ネジにテープを巻きつける

テープを巻く位置が確認できれば、ネジの先端が正面を向くように持ってください。

その状態で時計回りに8回~13回、テープをしっかりと引っ張りながら巻きましょう。

テープを巻く方向は重要なポイントです。

反時計回りに巻くと水漏れの原因になります。

また、巻く回数が少な過ぎると水漏れテープ本来の機能が発揮できず、多過ぎると太くなって蛇口に取り付けられなくなるので、巻く方向・巻く回数には十分注意してください。

テープをネジ山に馴染ませる

テープを巻き終わったら、親指と人差し指を使って圧力を加えながら、ネジ溝の隙間を埋めるようにテープを馴染ませます。

その際、爪などの鋭いものでネジ溝にテープを圧着させるのは厳禁です。

力が強過ぎると、テープが破損して水漏れの原因になります。

完璧に馴染ませる必要はないため、テープが破れないように丁寧に力を加えていきましょう。

蛇口を取り付ける

ネジにテープが馴染めば、蛇口の取り付けにかかりましょう。

テープを巻く方向や回数が重要なのと同様、蛇口を取り付ける際にも気をつけなければならない点があります。

蛇口は必ず、時計方向に回しながら取り付けましょう。

蛇口を取り付ける過程では、もう一回転締められると思いきや、中途半端な位置で動かなくなった、というケースもあります。

この際、反時計方向に回して位置を調節してしまうと水漏れが発生するのです。

蛇口の取り付け時は、一度でも反時計方向に回した場合、取り付けを中断してテープを巻くところからやり直さなければなりません。

テープの巻き直しから、となると手間がかかるため、回転方向と締め具合には細心の注意を払ってください。

水漏れ補修にはパワーテープがおすすめ

水漏れの補修テープにもさまざまな商品がありますが、なかでもおすすめなのがアサヒペンの「パワーテープ」です。

こちらのテープは、水漏れ防止のほかにも折れた竿や雨どい、木の固定といった用途でも使用できます。

ポリエステルの編み目が入った頑丈な構造で、天然ゴム系の粘着剤を使用した強力な粘着性が特徴です。

ポリエチレンフィルムによる防水機能があるため、屋外での使用にも適しており、手で切れる点・のり残りが少なく剥がし跡がきれいな点など、作業時の利便性や使い勝手の良さがうれしいポイント。

接着面の油分や汚れを拭き取り、しっかり乾燥させてから貼り付けるとより効果的です。

アサヒペン「パワーテープ」

まとめ

【100字程度】
今回は、水漏れ時における補修テープの巻き方について解説しました。

家庭での軽度な水漏れは、補修テープを使って自分で修理できます。

突然の水漏れトラブルに便利な補修テープですが、その巻き方一つで、水漏れ修理の成功と失敗・やり直しが左右されるという点で注意が必要です。

ご家庭で水漏れ修理に挑戦する際には、今回ご紹介した手順や方法、ポイントを参考にしてみてください。

監修者情報

監修者
株式会社 アサヒペン
大阪本社住所
〒538-8666 大阪市鶴見区鶴見4丁目1番12号
詳しくは
https://www.asahipen.jp/

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