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ガーデニングの迷惑な害虫にサヨナラ!冬でも対策は必須

ガーデニングと切っても切り離せない関係なのが害虫です。

お庭のお手入れをしていると葉っぱや花に虫食い…、植物の元気が無くなってきた…そんな経験ありませんか。

大切に育ててきた植物だからこそ、できるだけ害虫の被害から守りたいですよね。

今回は害虫の種類から簡単にできる対策まで詳しくお伝えしましょう。

この記事の監修者
アサヒペン コラム編集部


害虫の発生原因って一体なに?

害虫が発生する原因は、一般的に以下の3つが原因と言われています。

  • 日当たりの悪さ
  • 湿気と乾燥
  • 連作障害による環境の変化

では、具体的に内容を見ていきましょう。

【原因1】日当たりの悪さ

日の当たらない場所や植物が密に生えている場所は、植物の成長を阻害します。

植物の成長が悪いと害虫に対する抵抗力が弱くなるため、害虫が繁殖しやすい状況になるのです。

【原因2】湿気と乾燥

水はけの悪いジメジメした環境では、湿気を好む害虫が寄ってきます。

反対に乾燥しすぎても、そういった環境に生息する害虫が繁殖します。

害虫の住みやすい環境のまま放っておけば、害虫が余計に増えてしまうでしょう。

【原因3】連作障害による環境の変化

連作障害とは、同じ植物を一定の場所で育てることで土壌の成分バランスが悪くなったり、植物の成長が弱まったりする現象です。

連作障害が起こった環境は、特定の植物に寄ってくる害虫が増加するので気を付けましょう。

害虫の主な発生場所

害虫の主な発生場所

害虫の主な発生場所は、地上部の葉や花、茎と、地下に張り巡らされたです。

地上部で見かける害虫は、被害状況がすぐに確認できるので、殺虫剤を散布したり、捕殺したりなど対応できますが、地下部での被害は分かりづらいことが多いです。

葉や花に虫はいないけれど、なんとなく成長具合が悪くなってきたと感じることがあれば根への被害を疑うといいかもしれません。

ガーデニングの嫌な害虫一覧

発生原因や発生場所は分かりましたが、実際にどんな種類の害虫がいるのでしょうか。

以下では、葉や花、茎、根、人それぞれへ加害する害虫をまとめたので確認していきましょう。

葉や花を食べる害虫

育てている植物の葉、とくにアブラナ科の野菜によくつくのが青虫です。

一般的にモンシロチョウの幼虫を指すことが多いです。

体色は黄緑色で目視できるため、見つけ次第捕殺するか殺虫剤で対処しましょう。

また葉が食害されているにもかかわらず、探しても害虫が見当たらない場合は、ヨトウムシかもしれません。

日中は土中にもぐり、夜になると地上へ出て食害します。

なお、葉の表面にキラキラと白く光る筋が残っていれば、ナメクジの可能性も考えられます。

葉の養分を吸って変色させる害虫

植物の養分を吸い取る虫は、吸汁性害虫と呼ばれます。

代表的な虫で言うと、アブラムシでほとんどの植物に発生すると言われています。

また、葉の裏に白い斑点と小さい赤色の粒がついていれば、それはハダニかもしれません。

樹木の枝や幹に白っぽいブツブツが発生した場合は、樹木につく害虫の一種であるカイガラムシの可能性があります。見つけ次第こそぎ落しましょう。

植物の根を食べる害虫

植物の根を食害する害虫には、コガネムシの幼虫が挙げられます。

コガネムシの幼虫は、有機質の多い土壌を好みます。

根を食害された植物は成長が弱まり、次第に枯れていくでしょう。

土表面の一部に掘り返したような跡があり、ふかふかしている、植物の株を揺らすとぐらぐらするなど異常が見つかればコガネムシの幼虫を疑いましょう。

人に危害を加える害虫

人に危害を加える害虫は、吸血したり、刺したりとさまざまです。

吸血する害虫ではアブノミダニなどが挙げられます。

刺す虫ではハチ毛虫が有名です。

なお、地面を這うムカデは噛みついてくるので気を付けましょう。

落ち葉やプランターの下に隠れているので注意が必要です。

初心者でもできる!害虫対策

ここからは、初心者でもできる害虫対策の方法をお伝えしていきましょう。

発見したらすぐに取り除く

害虫を見つけたら、被害が拡大する前にすぐに捕殺するか、殺虫剤で対処しましょう。

虫に食べられたり、病気で弱ったりしている葉があれば切り取っておくことも大事です。

日頃の水やりなどをするついでに、植物をよく観察するようにしましょう。

害虫が好む環境を作らない

害虫が好む場所で多いのが、日当たり風通しが悪く、ジメジメとした湿気の多いところです。

また、落ち葉や雑草が密集している場所も、害虫の格好の住処になります。

鉢植えで育てている植物は日当たりの良い場所へ移動したり、落ち葉や雑草などはこまめに取り去ったりと害虫が住みやすい環境を作らないようにすることが肝心です。

薬剤を散布して予防しておく

害虫の数が少なければ、見つけ次第捕殺することも可能ですが、大量に発生している場合、1つ1つ取り除いていくには手間がかかります。

大量発生した害虫に悩まされないためにも、あらかじめ薬剤を散布しておくことは有効です。

ただし、薬剤によって適用害虫が異なるため、購入する前にしっかり確認しておきましょう。

ガーデニングの害虫(害獣)には殺虫剤や忌避剤も効果的

ガーデニングの害虫(害獣)には殺虫剤や忌避剤も効果的

害虫の発生時期は、春から夏にかけての暖かいシーズンを想像される方が多いですが、実は冬でも害虫対策は必要です。

以下では、害虫対策に有効な殺虫剤や忌避剤について見ていきましょう。

嫌な害虫には手っ取り早い殺虫剤

冬場は乾燥しやすく、特定の害虫からすればとても住みやすい環境になります。

とくに屋外ではカイガラムシが発生しやすく注意しなければなりません。

そんな時は、カイガラムシ専用の殺虫スプレー「カダンK カイガラムシ殺虫剤」を備えておくと便利でしょう。

また屋外で作業する際は、煙の量が多く虫よけ効果抜群の線香型防虫剤「パワー森林香 10巻 携帯防虫器セット」がおすすめです。

なお、屋内でも油断してはいけません。

冬場も関係なく年中発生するコバエは厄介な害虫の1種です。

空間に1プッシュするだけでいいコバエ専用殺虫スプレー「アースガーデン BotaNice 飛びまわるコバエ退治 1プッシュ式スプレー 60回分」などを使うと簡単に駆除できるでしょう。

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冬なのに室内にコバエが沢山!!原因と対策は?
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迷惑な害獣に有効な忌避剤

また、気を付けるべきは、害虫だけでなく猫やねずみなどの害獣も該当します。

置き型の「アフティ 害獣忌避剤 屋根裏害獣ニゲール」や散布型の「アフティ 害獣忌避剤 強力害獣ニゲール」、「アースガーデン イヌ・ネコのみはり番」と言った忌避剤や猫よけ用のセンサーライト「アニマルバリア ブラックミニ +」など対策グッズはさまざまあります。

適用害獣によって使い分け、効果的に対策を打つのも一つの手です。

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株式会社 アサヒペン
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