2022.07.08
春になるとガーデニングを始めたくなる、そんな方も多いことでしょう。
道端に咲く花でさえ美しく感じられる春は、自宅でも花を育てたい、そんな気分になる季節です。
今回は、春のガーデニングのコツや初心者でも育てやすい花をご紹介しました。
今年の春こそはガーデニングを!とお考えの方は、ぜひ一読ください。
目次
では、ガーデニング初心者だからこそ知っておきたいガーデニングのコツを解説していきます。
芽が出るまでは日陰に置き、乾燥させないことが大切です。
発芽するまでは、水を切らさないようこまめに水やりをしましょう。
新聞紙などをかぶせ、霧吹きで水をかけておくと乾燥を防げて効果的です。
発芽したら新聞紙を取り除き、十分日に当てていきましょう。
発芽をしたら間引きをし、本葉が3~4枚になったらポットや苗床に植え替えをします。
茎を傷つけると再生しないため、葉先をピンセットなどでつまんで慎重に行いましょう。
花の種類によって、適したまき時やまき方があるので、種を購入する時にチェックするのがおすすめです。
苗を選ぶときは以下のポイントに注意して購入しましょう。
すぐに春のガーデニングを楽しみたい方は、花苗を購入して育てるのがおすすめです。
花を選ぶときは、育てる場所も考慮して選ぶようにしましょう。
日当たりが良い場所、半日陰など、環境に合った花を選ぶと失敗しにくいです。
たくさん花を植えても、咲く時期がバラバラだと見栄えにかけますよね。
同じ時期に咲く花を選ぶとより華やかな寄せ植えができるので、開花時期を確認して植え付けをしましょう。
春はどの植物も成長する時期のため、株と株の間は広めにしておくと密植状態を避けることができます。
春のガーデニングは蒸れや暑さの影響も受けやすいので、株間は広くとるようにしてください。
春のガーデニングだからこそ、色とりどりの花を植えたくなりますが、センスある庭を目指すなら、花の色は2~3色程度に抑えておきましょう。
おしゃれに仕上げたいなら原色に近い色味よりも、やわらかい色合いを選ぶのがおすすめです。
ここからは、春植えにおすすめの花を3つご紹介します。
春に植えて、初夏から秋まで楽しめる花の百日草。
長い期間咲くことから、花の名前が付けられたといわれています。
キク科の花で、別名「ジニア」という名前でも有名。
品種数が多く、カラーバリエーションも豊富なので、お好みのものを見つけやすいのも魅力のひとつです。
種から育てるなら4~6月、苗なら5~7月を目安に植えましょう。
「豊かさ」「鮮やかな人」といった花言葉をもつインパチェンスも春植えの花としておすすめ。
種まきなら3~6月、苗なら5~7月に植えて初夏から秋にかけて楽しみましょう。
日当たりが悪い場所でも育つので、北向きの玄関でも可愛い花を咲かせてくれます。
成長が早く花つきも良いため、初心者でも失敗しにくい花です。
別名「ツリガネソウ」とも呼ばれるカンパニュラは、釣鐘や風鈴のような形状をした花を咲かせることが特徴です。
日陰や湿気の多い場所では育ちにくいので、日当たり、風通しともに良い場所を選んで植えましょう。
種まきは5~6月、苗植えは3~4月を目安に行います。
1年草、2年草タイプと多年草があり、1年草は秋まきなので注意して購入しましょう。
次は、多年草でおすすめの花を3つピックアップしました。一度植え付けをすれば、放置しても比較的育てやすい多年草をお探しの方は参考にしてください。
珍しい色味が特徴のチョコレートコスモスは、カカオのような香りを漂わせるおしゃれな花です。
夏の暑さに強く、秋まで長く咲くことが特徴。
深みのあるシックな色合いは、ほかの花との相性が良いので、春植えのガーデニングにも洗練された雰囲気を醸し出すことでしょう。
苗は4~5月を目安に植え付けると、春から秋まで花を楽しむことができます。
春のガーデニングに丈夫で寒さにも強い花、イベリス・センペルヴィレンスはいかがでしょうか。
水やりも少なめで良く、地植えをすればほぼ放置しても育つといわれています。
花が咲いたあとは切り戻しをすることで、翌春にも可愛いらしい花がお目見え。
最初に元肥を入れておけば、追肥もあまり必要としないのでとにかくお手入れが簡単な花をお探しの方におすすめです。
優しい印象で和風にも洋風にも合う花、アスチルベ。
3~4月に植え付けすると、5~7月に淡くふんわりとした雰囲気の小花を楽しむことができます。
多湿に強く半日陰でも育つので、日当たりが悪い庭にもおすすめです。
株が横に広がりやすく冬まで葉を茂らせるので、グランドカバーとしても利用できます。
ここからは、春のガーデニングで活躍するアサヒペンの菜園グッズをご紹介します。これからガーデニンググッズを揃えようとお考えの方は、購入を検討してみてください。
植え付ける予定の苗を、一時的に保管するのに便利なトレーです。
地面にそのまま置くと倒れがちな苗の転倒を、予防することが可能。
底面はネット形状になっているので、土こぼれも防止することができます。
ニューTOトレー 15cmポット用 9TX 東海化成 苗トレー 鉢トレー
苗を自分で育てるときに便利な合体くんは、ポリポットがシート状に連結していることが特徴です。
寝巻き防止の特殊なリブが付いているので、移植にも強い元気な苗を育てることができます。
底面には通気性や排水性を確保できる溝があるので、床面に置いてもOK。
1枚で40鉢分のポット数があるので、花壇全体の植え替えを一気にしたい方におすすめです。
根巻防止連結ポリ鉢 7.5cm 合体くん 実生 花苗 野菜苗 種蒔き 挿し木
先ほどご紹介した合体くんの持ち運びに便利なトレー。
7.5cm(2.5号鉢)の鉢をきれいに並べることができます。
一度に40個の鉢を移動できるので、日々の鉢管理にとても便利です。
鉢底土ネットは、鉢底石と土が混ざらないようにする画期的な商品です。
ネット内に事前に鉢底石を入れて使用することで、植え替え時の石と土の分別作業を簡単にすることができます。
鉢底石を繰り返し活用することができるので、とても経済的。
根が入りにくい平織り構造なので、丈夫さも兼ね備えています。
こちらも種から苗を育てるのに便利なプラグトレイです。
たわみにくい形状なので、持ち運びも楽らく。
低価格ながら、割れにくく長持ちするところも嬉しいポイントです。
ほかにも72穴、128穴、200穴タイプもあるので、必要な数に合わせて選びましょう。
寒さが残る春先は、空中・土中ともに温度管理をすると健康な苗を育てることができます。
今回ご紹介するグリーンサーモはプロの温度管理を自宅で実現できる加温用サーモスタット。
1200Wまでのパネルヒーターや温風器、育苗器など幅広い活用が可能です。
湿度が高いハウスや土中でも安全に使用できる防湿型となっています。
昭和精機 加温用サーモスタット グリーンサーモ12F (100V専用/1200W)
春のガーデニングのコツや、春植えできるおすすめの花、アサヒペンのガーデニング用品をご紹介しました。
苗から育てて手軽に始めるのもよし、種から育てて発芽の過程から愛でるのも楽しい春のガーデニング。
プランターや花壇に植える花のレイアウトを考えるのも楽しみの一つではないでしょうか。
冬が終わり、心地よい暖かさが感じられる春は心も晴れ晴れしますよね。
そんな季節だからこそ、色とりどりの花を育てて春のガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。