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畳をフローリングにリフォームするには?費用や注意点を解説

和室の定番床材である畳ですが、劣化や部屋のイメージを変えたいなど、なんらかの理由でフローリングにリフォームしたいと考えている方もいるでしょう。

その場合、いったいどれくらいの費用と期間が必要なのかなど、気になるポイントもあると思います。

そこで今回は、畳をフローリングにリフォームする場合の費用の相場や工事期間、注意点などを詳しく解説しましょう。

この記事の監修者
アサヒペン コラム編集部

畳からリフォーム可能なフローリングの種類

まずは、畳からリフォーム可能なフローリングの種類をチェックしていきましょう。

今回は、比較的手軽にリフォームできる床材をメインにご紹介します。

イメージするお部屋の雰囲気やそれぞれの特徴を考慮して選んでみてください。

ウッドカーペット

「ウッドカーペット」は、細長い木の板をつなぎ合わせて作られたカーペットで、別名「フローリングカーペット」と呼ばれることもあります。

板と板のつなぎ目が折れ曲がるため、丸めて持ち運ぶことも可能です。

ウッドカーペットの裏面には、不織布やコットン素材などの布が貼ってあることが多く、もともとあった畳や床の下地を傷つけにくいのもうれしい魅力です。

畳を取り外すことなくフローリングに変えることも可能で、賃貸物件でも使用しやすい画期的な床材です。

クッションフロア

クッションフロアは、ビニール素材カーペットに木目などを印刷した床材の一種です。

その名の通り、クッション性があり衝撃吸収防音などの機能も兼ね備えています。

クッションフロアも、ウッドカーペット同様に畳の上から敷くだけでフローリングに変えることができる便利なアイテムです。

ビニール素材のため、トイレや洗面所などの水回りの床にもよく使用されています。

クッションフロアの表面に凹凸や傷をつけた、まるで本物の木のような質感を演出した商品もあり、デザインが豊富な点も魅力のひとつです。

畳からフローリングへリフォームする際の費用や工事期間

畳からフローリングへリフォームする際の費用や工事期間

続いては、畳からフローリングへリフォームする際に必要な費用や工事期間の目安をご紹介していきましょう。

費用の相場

ご紹介したウッドカーペットやクッションフロアは、ホームセンターなどでも手に入りやすい床材で、自分自身でDIYすることが可能です。

その場合、ウッドカーペットやクッションフロアなどの材料費だけでいいので、費用の相場は6畳で20,000円前後になります。

プロの業者にウッドカーペットやクッションフロアにリフォームしてもらう際の相場は、6畳でおよそ100,000円とDIYよりも費用が多くかかります。

しかし、費用が多くかかる分、畳を取り外してきちんと下地処理を行ってから床材を施工するので、よりハイクオリティな仕上がりになります。

もちろん、自分自身で畳を取り外し、本格的なDIYをすることもできますが、費用や手間などを考慮して、どの方法でリフォームするか選択してください。

リフォームにかかる日数

プロの業者に依頼し畳をフローリングへリフォームする場合の工事期間は、1〜3日程度のことが多いようです。

畳を取り外した後の下地の状態部屋の広さなどによっても異なるため、注意しましょう。

また、DIYする場合は、なかなか思うように作業が進まず、日数がかかることがあります。あまり日数を気にされず、余裕をもって作業を行うのがおすすめです。

業者にリフォームを依頼する場合には、工事が開始される前に工事日数をしっかり確認しておくと安心です。

畳をフローリングへリフォームする際の注意点

畳はご紹介した床材に比べて厚みがあるため、畳を取り外すと床の高さがその分低くなり、段差ができることがほとんどです。

そのため畳を取り外してフローリングにリフォームする場合は、下地の高さを調整する必要があります。

また、畳よりも強度が劣る床材を使用するときには、床の下地にある根太という横木の間隔を狭める工事などが必要になるケースがあることも覚えておきたい注意点。

他にも、使用する床材によっては、畳よりも防音性が低いことがあります。

そのため、できるだけ音を遮断できる防音機能に長けた床材を選ぶようにしましょう。

マンションなどのような集合住宅では、床材の遮音規定や防音規定などが定められている場合もあるので、リフォームする前に確認してその定を満たす床材を選ぶ規ことも重要なポイントです。

畳をフローリングにリフォームするメリットとデメリット

畳をフローリングにリフォームするメリットとデメリット

畳をフローリングにリフォームするとメリットも多くありますが、もちろんデメリットもあります。

リフォームを後悔しないよう、畳をフローリングにリフォームする際のメリットとデメリットをご紹介しておきましょう。

メリット

畳をフローリングにリフォームすることで、掃除がグッと楽になります。

ご紹介した床材は、畳に比べて表面の凹凸が少なく、撥水性にも長けているため、飲食物がこぼれたときにも比較的簡単に拭き取ることができます。

また、湿気がたまりにくいのでカビが発生しづらいなど、多くのメリットがあります。

デメリット

畳に比べて、足元の冷えを感じやすく、冷え症の方などにとっては心地よくないケースもあります。

また、硬くて足が疲れる場合があることも覚えておきましょう。

スリッパをはいて冷えを予防したり、できるだけ柔らかい床材を選ぶなど、工夫を凝らすことが大切です。

また、お手入れは楽ですが水分に弱く、こぼれた水を長時間放置していると変色したり変形したりする恐れがある床材もあります。

そのときには、こぼれた水分は早めに拭き取って、床材を傷めないようにしましょう。

畳からフローリングにするなら、和室用下地調整材を活用しよう

ここでは、畳をフローリングにリフォームする際に便利なおすすめ商品をご紹介しましょう。

DIYでフローリングにしたいと考えている方は必見です。

JOINT-LOCK/JOINT-LOCK+plus(静音タイプ) フロアタイル

アサヒペンの「JOINT-LOCK/JOINT-LOCK+plus(静音タイプ) フロアタイル」は、床に敷くだけで簡単にフローリングにリフォームできる便利な商品です。

特殊な形状を採用しているため、釘や接着剤を使用せずにきれいなフローリングに仕上げることができます。

釘や接着剤を使用しないため、賃貸住宅の畳も気軽にフローリングにできる優れものです。

反りが生じにくい素材を使用しており、静音タイプでは裏面に防音効果が期待できる発泡ポリエチレンシートが施されているなど、機能面も申し分なし!

カラー展開は6種類、イメージにあった色を見つけやすいのも魅力のひとつです。

>>JOINT-LOCK/JOINT-LOCK+plus(静音タイプ) フロアタイル

JOINT-LOCK専用 和室用下地調整材

「JOINT-LOCK専用 和室用下地調整材」も、先ほどご紹介した「JOINT-LOCK/JOINT-LOCK+plus(静音タイプ) フロアタイル」とセットで準備しておきたいアイテムです。

この「JOINT-LOCK専用 和室用下地調整材」は、畳を取り外したあとの床に敷くだけで床の高さを調整できます。

軽くて持ち運びも簡単にでき、部屋の大きさに合わせてカッターなどでカットして使用することが可能です。

>>JOINT-LOCK専用 和室用下地調整材

まとめ

畳からフローリングへリフォームするには、プロにお願いするのはもちろん、自分自身でDIYすることもできます。

費用の相場工事期間メリットとデメリットなどをしっかり把握して、納得したうえでリフォームを行いましょう。

部屋を新しくきれいにしたい、イメージを変えたい、などと考えている方はご紹介した注意点おすすめ商品などを参考に、理想的なフローリングに仕上げてみてください。

監修者情報

監修者
株式会社 アサヒペン
大阪本社住所
〒538-8666 大阪市鶴見区鶴見4丁目1番12号
詳しくは
https://www.asahipen.jp/

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