2022.03.31
大切な家族の一員である愛犬の「足腰の健康」や「ケガの防止」のために、ご家庭の床の安全対策を検討中の方。
今回は、ペットのための安全対策グッズの選び方やおすすめ商品を紹介します。
カーペットやマットを使用して、部屋の印象が変わることに少し抵抗がある方でも大丈夫!
部屋の印象を変えずに対策ができるグッズ情報も紹介していますので、参考にしてみてください。
まずは、どうして愛犬や猫を始めとしたペットのために安全対策が必要なのかを確認しましょう。
フローリングの床はペットにとっては大敵で、走ることで滑って転んだり、歩くだけで足に負担がかかったりしています。
とくに高齢のワンちゃんは要注意!
歳をとって足腰が弱っている犬は、ふんばりがきかずにどんどん足が滑って、止まっていても足が開いていってしまうことがあります。
このような状態は足や股関節を痛める原因になる場合も。
愛犬の健康・安全のために、滑り止めのマットやカーペットを使って対策をしてあげる必要があるのです。
では愛犬のための安全対策としてマットやカーペットを選ぶときは、どのような点をポイントとして選べば良いのでしょうか。
いくつかの項目に分けて選び方のポイントを紹介します。
安全対策として敷く滑り止めマットは、さまざまな素材のものがあります。
素材別に特徴を確認してみましょう。
<カーペット>
絨毯のようなカーペット素材は、一番滑りにくい素材です。
走ってもジャンプしても簡単には滑らないので、足腰に負担がかかりにくいでしょう。
ただ、手入れがしにくい点がデメリットで汚れやダニ発生の心配もあります。
<コルク>
コルクも滑りにくさは良好で、ペット用のカーペットとして用いられることも多い素材です。
デメリットとしては、水洗いをしたときに水分を拭いてしっかりと乾かす必要があるので、メンテナンスに手間がかかる点があげられます。
愛犬がトイレを失敗した際のお手入れが、少し面倒に感じるかもしれません。
<クッションフロア>
お手入れしやすいクッションフロアマット。
上記2つと比べると滑りにくさは多少劣りますが、クッション性があるのでフローリングに比べると足腰への負担は軽減できます。
木目調や大理石調など、デザインや色の種類も豊富なので、ペットの安全対策マットとして選ぶ人が多い素材です。
次はマットのサイズを考えましょう。
部屋や廊下全体にマットを敷く場合と、ペットが行動する範囲のみに設置する場合がありますが、必要な場所のサイズ感に合わせてマットの大きさを決めてください。
ジョイントタイプや吸着タイプのタイルシートは、部屋に合わせて設置しやすいのが特徴です。
また、汚れた部分だけを外して洗ったり買い替えたりすることもできるのでペットのマットとして最適でしょう。
商品によっては、ペットを飼うご家庭に嬉しい機能があるマットもあります。
どんな機能性の商品があるのか、いくつか紹介します。
<丸洗い可能>
洗濯機、または手洗いでまるごと水洗いができるタイプのマットです。
汚れてしまっても、水洗いをすることで清潔な状態にできるので便利でしょう。
<防水加工・撥水加工>
おしっこや水をこぼしてしまっても、防水・撥水加工があれば安心です。
サッと拭き取るだけでお手入れができて、清潔な状態を保つことができます。
<床暖房対応>
ご家庭によっては床暖房が設置されている場合もあるでしょう。
マットは床暖房に対応しているものとそうでないものがあります。
床暖房がついている場所に安全対策をするなら、必ず対策用品の材質や性質を確認しましょう。
<防音効果あり>
マンションやアパートなどでペットを飼っている場合は防音対策も気になるポイントです。
マットによっては厚みがあり、防音対策としても効果的なものもあるので、ご家庭の形態に合わせてチョイスしてみてくださいね。
<消臭機能付き>
ペットの臭いが気になる場合は消臭機能も要チェックです。
カーペットやコルクなどは、臭いが付きやすい素材でもありますので、消臭機能があるものを選ぶと、可愛いワンちゃんと快適に過ごせるでしょう。
<防ダニ加工>
人間も愛犬もどちらにも必要な配慮として、ダニの発生は抑制したいもの。
防ダニ加工がされているマットを選び、双方の健康を守れるようにしましょう。
特に、お散歩で草むらによく行くワンちゃんは室内生活のワンちゃん以上にダニの対策が必要です。
ここまで滑り止め対策として有効なマットの種類や選び方のポイントを紹介しました。
しかし、愛犬のための安全対策については理解したけれど、どうしても「マットを敷いて部屋の雰囲気が変わるのが嫌だな…」と思っている方もいるでしょう。
そんな方におすすめの商品が、アサヒペンの『ペットと暮らす 床用高級樹脂ワックス』です。
高級樹脂のワックスで、床に塗るだけでペットが走っても滑りにくいコーティングを施すことができます。
もちろん、ワックスを塗るだけなので、見た目の変化もありません!
ワックスをきれいに塗ることができる『専用スポンジ』がセット付いているのも嬉しいポイント。
ペットのおしっこや洗剤など、水分がついてしまっても剥がれにくいのが特徴で、滑り止め対策としてだけでなく、床自体を傷や汚れからも守ってくれるワックスです。
抗菌剤が含まれているので大切なご家庭の床を清潔に保つ効果も期待できます。
また、ワックスは定期的に塗り直しが必要になります。
そんなときは『人と環境にやさしい中性ワックスとり』を使えば、簡単に古いワックス膜を取り除けますよ。
詳細は下記リンクよりご確認ください。
今回はご家庭で簡単にできるペットのための安全対策グッズを紹介しました。
「歳を取ったペットのためにそろそろ安全対策を」「これから迎え入れるペットのために」など、人によってさまざまなタイミングで安全対策を考えます。
今回の記事を参考に、どんな対策グッズがご家庭に合っているのかを考えて、ペットのために安全対策を行ってあげてください。