2021.11.19
お庭の目隠しにとどまらず、日よけや風よけなど様々な用途で大活躍してくれるラティス。
見た目もナチュラルでおしゃれなことから、インテリアのひとつとしても人気です。
しかし、木製のラティスは特に、日光や雨風にさらされると劣化しやすいという面も。
古びてしてしまったラティスは、塗り替えてメンテナンスしてあげるのがおすすめです。
そこで今回は、ラティスの塗装方法をご紹介!
気分転換に色を変えてみたい!という人も、ぜひチェックしてみてください。
目次
そろそろラティスの見栄えが悪くなってきたし、塗装し直した方が良いのかな?と感じてきている人は、メンテナンスの時期かもしれませんね。
ラティスのようなガーデン用木製品は、常に日光や雨風などにさらされることから、どうしても傷みやすいのが特徴です。
メンテナンス時期は、だいたい3年に1度くらいが目安。
定期的に塗装し直してあげると長く美しく保てるでしょう。
また、木製品なので防腐性に優れた塗装剤を選ぶことも重要なポイントです。
塗装剤のおすすめは本記事の最後にご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ラティスのメンテナンスは、専門業者に依頼して塗装してもらうのが1番手っ取り早いですが、ご自身で塗装することも十分可能です。
DIYが得意な人や、少しでもお金をかけたくないという人は、ラティスの塗装方法を習得してみましょう。
ここからは、ご自身でラティスを塗装する際の塗装方法について解説していきます。
用意するものや、ラティスを塗装する手順、さらに失敗しないポイントなどを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、ラティス塗装に必要な道具をご紹介します。
ラティスは板が斜めに交差している特徴があるため、少し塗りづらさを感じるかもしれません。
刷毛は「筋交い刷毛」という、柄が斜めになったタイプのものを準備しておくとスムーズに塗装しやすいのでおすすめですよ。
それではラティスの塗装方法を順番に説明します。
(1) 下準備
古くなったラティスにそのまま塗装するのではなく、下準備をしておくと仕上がりは格別です。
まずはラティスに付いた汚れを、歯ブラシなどで落としておきましょう。
汚れを洗浄して乾かしたら、サンドペーパーを使ってラティスの表面を整えます。
木製品は経年劣化によってささくれや凸凹ができてしまうため、きれいに磨いてあげるとより美しく仕上がりやすいです。
(2) 養生
次に養生をします。
ラティスの下に、十分な新聞紙を広げておきましょう。
新聞紙を置くだけでは風で飛んでしまいやすいため、ガムテープなどで留めておくと良いです。
※もしくはテープがすでに付いている養生シート「マスカー」も、あると便利!
(3) 塗料の準備
塗料を缶や容器などに入れます。
そのまま刷毛を入れてしまうのは、あまり衛生的ではありません。
それだけでなく、塗料のフタを開けっぱなしにしておくと乾燥してしまいやすいため、使う分だけ容器に移すのがおすすめです。
(4) 塗装
準備が整ったら、ラティスに塗装していきます。
ムラにならないように、素早く塗っていきましょう。
1度塗りだと色が薄いため、2~3回重ねて塗るのがおすすめです。
(5) 乾かす
塗装が終わったら、よく乾かして完成です!
ラティスの塗装は工程こそ簡単ですが、構造上少し難しさを感じるかもしれません。
美しく仕上げるためのコツをいくつかご紹介しますので、あらかじめポイントをおさえておきましょう。
・1回目は薄く、素早く塗る!
1回目の塗装は、下地づくりだと思って薄く素早く塗るのがポイント。
手早く板に塗料を吸い込ませていきましょう。
板と板が重なっている部分は時間を取りやすいため、このような塗りにくい箇所から進めていくとスムーズです。
また、木目に沿って刷毛を滑らせると早く美しく塗装できます。
・2回目の塗装前に、もう一度磨く
より美しく仕上げたいなら、2回目の塗装前にもう一度サンドペーパーをかけて磨いてあげるのがおすすめです。
この時も木目に沿ってサンドペーパーをかけることがポイント。
ケバだっている所がないかなど、表面をチェックしながら磨きましょう。
なお、2回目の塗装は素早く塗らなくても大丈夫なので、ムラにならないように丁寧に仕上げていきましょう。
先にもご紹介したように、ラティスのようなガーデン用木製品はナチュラルな雰囲気でおしゃれに演出してくれる一方、日光や雨風によって経年劣化しやすいというデメリットがあります。
しかし、定期的に再塗装などでメンテナンスをしてあげることで美しさを持続することが可能です。
そのなかで、大切なポイントとなるのが塗料の機能性。
『アサヒペン』から販売されている「強着色ウッドステイン」は、たった1度の塗りで美しく仕上がる屋外木部専用塗料なので、作業時間も短縮できておすすめです。
防虫、防腐、防カビにも効果的なので、ラティスやウッドデッキなどのガーデン用木製品にぴったり!
水性タイプと油性タイプの2種類があり、水性タイプは低臭で扱いやすいため、DIY初心者さんにも向いているでしょう。
豊富なカラーバリエーションに、容量は1/5~7リットルまで選べるのも魅力。
使いたい分だけ購入できるのは嬉しいポイントですね。
商品についての詳しい情報はこちらをご確認ください。
今回は、ラティスの塗装方法についてご紹介しました。
ガーデン用木製品は屋外にあるという性質上劣化しやすいため、どの塗装剤を使用してもOKというわけにはいきません。
アイテムに合った塗装剤を選び、正しくメンテナンスを行っていきましょう。
ラティスやウッドデッキなどが色褪せて傷んできたなと感じたら、ぜひご自身での再塗装を検討してみてください。